テープ起こしコラム

テープ起こしにおすすめのヘッドホン

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テープ起こしは録音された音声データをテキストへ変換する作業ですが、その音を聞くのにPCのスピーカーから再生したら、聞き漏れや間違いが多く発生することでしょう。

それでは、そうならないようにはどうしたらいいのでしょうか?

ヘッドホンを使ってテープ起こしをするのです。ノイズの混じった音声の中から対象の音声を聞いてその内容を理解する上で、ヘッドホン選びはとても重要になります。

文字起こしは、正確性が何より大切です。話者が何を話しているかを間違いなく書き起こすのにはヘッドホンの使用が一番です。

それではイヤホンでもいいのでは?という疑問も出てきますが、イヤホンだと密閉性がなですし、長時間使用していると耳の穴が痛くなります。

そしてどうしても周囲の音が入るため、テープ起こしには不十分なんです。

録音スタジオのような周囲のノイズを一切シャットアウトした環境なら別ですが、一般の住宅等は、内外のいろんなノイズが聞こえてきます。

実際に同じ音声データをイヤホンとヘッドホンで聞き比べてみると、その違いがはっきりと実感できると思います。さて、ヘッドホンはどこで購入したらいいのでしょうか?

楽天やAmazonなどのECサイトからでも、ヨドバシやビックカメラ、町の電器屋さんなんかのリアル店舗でもいいでしょう。実際に試し聞き出来るという点から考えると、リアルなお店の方がいいですね。実際にいろんなヘッドホンを片っ端から試せるので。

もしネットの方が価格が安かったら、視聴してよかったヘッドホンの型番を控えて、ネットで買うというのもありですね。選ぶときに注意するポイントとしては、値段が高ければいい製品ではないということです。

普通に考えて高い方がいいんじゃない?と思われる方も多いと思いますが、ヘッドホンの世界はそうでもないようです。それと音楽ではなく、人の声を聞くためという用途なので、それにフォーカスして視聴してみましょう。

可能ならば、会話が録音されたレコーダーを持って行って、それを再生してみましょう。選ぶときのポイントとしては、声が聞きやすいのはもちろんですが、他に掛け心地も大切です。おさえる力がきついと耳が痛くなり、長時間つけていられないです。

ヘッドホンの耳当て部分が自分の耳にきちんとフィットしているかもチェックしましょう。便利な機能としては、Bluetoothが付いていて、コードレスタイプのタイプもありますし、ノイズキャンセリング機能の付いたものもあります。

ノイズキャンセリング機能というのは、ヘッドホンが周りの雑音を除去してくれるため、雑音を気にせず、テープ起こし作業に集中できます。

音は「音波」と言われる波形のうねりのような波が、空気中に広がることで発生します。ノイズキャンセリングヘッドホンはノイズの音波とは逆の波形(逆位相)をぶつけることでそれを打ち消します。

特にオススメのヘッドフォン

これはかなり使える機能です。おすすめのヘッドホンは「ソニー密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST」です。

このヘッドホンは、なんと25年以上ものロングセラーモデルです。世界中の録音スタジオで使われており、プロのミュージシャンモニターとして使う音楽業界標準機です。

これは音楽にももちろんいいですが、テープ起こしにも必要十分はスペックです。聞こえる音はワイドレンジではありませんが、人の声を再現する能力は素晴らしいです。テープ起こしの仕事をしている方にも多くの愛用者がいるそうです。

プライスもお手頃で、この性能なので、コスパ感が非常にいいです。だからこそ長く売れ続けていまだ現役なのです。音を正確に確認する道具としてのヘッドホンです。また、耐久性も高く、各パーツのメンテナンス、交換が簡単にできるという点もポイントです。

Bluetooth機能もノイズキャンセリング機能もありませんが、それを差し引いてもおつりがくる長く使えるヘッドホンと言えるでしょう。

おすすめのヘッドフォンまとめ

テープ起こしは、録音された音をいかによく聞き取るかがポイントになります。

そのための道具としてのヘッドホンの役割はとても重要になってきます。パソコンのスピーカーやイヤホンではどうしても聞き取れない音というのがあります。

多少の出費にはなりますが、そろえておくべき道具の一つです。

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