テープ起こしコラム

テープ起こしの練習方法について

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テープ起こしを行うにあたって、作業スピードと仕事の精度を上げるための練習のやり方を調べてみました。

 

テープ起こしの業者や個人で仕事を請け負う場合、報酬は時給ではなく、10分間や30分間の作業でいくらというように長さに比例して増える方式が一般的です。そのため、文字起こしの作業に時間をかければかけるほど作業単価は下がっていきます。

 

テープ起こしに仕事に求められるのは、作業のスピード、そしてその精度と言えるでしょう。

 

音声の全体像をつかむ

 

スピードと精度を上げるためのトレーニングとして、テープ起こしビギナーの人は、まず音声の全体像をつかむところから始めるといいでしょう。

 

録音された音声を聞いていると、どうしてもよく聞き取れない箇所が出てきます。そして、初めて聞くような意味の分からない専門用語を話されていることもあります。これらはもちろん、最終的には正確に原稿に文字起こししなければいけません。

 

ビギナーのトレーニングの段階では、こうした細かいところの聞き取りをする前に、まず話されている内容の全体像を把握することが重要になります。それによって音声中に出てくる言葉がある程度予測できるようになるからです。

 

全体像をつかんだ上で、だんだん範囲を狭めて、繰り返し聞き直しして、テキストに起こしていきます。

 

流れとしては、音声データの全体像をつかんでから、だんだん範囲を狭めてに細部へと進んでいくというイメージでトレーニングしましょう。練習を重ねていくうちに、初めは聞き取れない言葉があったとしても、話の前後の文脈からある程度は推測がつくようになります。

 

聞いたことがない、または知らない単語が出てきた場合は、インターネットで検索したり辞書で調べて、該当するワードが複数ある場合は話の内容から判断します。もし調べても、該当がないような場合、それは聞き間違いをしている可能性が高いと言えます。

 

校正作業

それらの作業が一通り終わったら、今度はそれを校正しながら全体を整理していきます。誤字や脱字、不自然な部分がないかなど、よく読み込んで校正していきます。

 

この校正作業は文字起こしが終わったあとに、頭に疲れを十分に取るために、時間をおいてから行うほうがいいでしょう。

 

タイピングのスキルの重要性

 

タイピングのスキルはテープ起こしを速く行う上でとても重要なスキルになります。タイピングのスピードの速さは基本中の基本です。自身のタイピングのクセを直してスピードアップのための練習は必須です。

 

普段、会話をする場合、よほど早口で話さない限り、話すスピードについていけないということはないと思います。会話は相手の言うことをその場で聞き取って、頭その意味を理解して話します。

 

テープ起こしをする場合、まず人が普通に話すスピードでタイピングをするのは至難の技です。それだけ会話というのは、スピードがあるのです。

 

話のスピードについていくことができず、テープを何回も止めて聞き返す作業が必要になります。

 

テープ起こし案件は、ボリュームもまちまちですが、スタンダードなものは60分くらいでしょうか。60分間の音声をそのスピードに合わせて、ミスなくタイピングをすることは容易ではありません。

 

誰しも集中力もそんなには長くは続かないことでしょう。ある程度タイピングスキルを持つ人であれば、多少の音声スピードにはついていけるとは思います。

 

途中で音を止める作業も少なく済むため、作業時間も短縮できるのです。そのため、テープ起こしをする上で、タイピングスキルはとても重要となります。いつも仕事等でパソコンでタイピングをする機会が多い場合は、タイピングスキルは自然に上がっていくと思います。

 

しかし、トレーニングしても、速くタイプ出来ない、なかなかタイピングスキルが向上しない場合は、タイピングの基礎から間違っている可能性が考えられます。タイピングの基本は、まず指のホームポジションを守ることと、タイプするキーと指の位置関係をしっかりと守ることです。

 

ホームポジションとは、タイピングを始める時や一区切りついた時に指を置く位置のことです。

 

常に同じ場所に指を置いておけば、次に文字をタイピングし始める時にタイピングミスを防グことが出来ます。それらをしっかり守ることで、タイピングのスピードも自然と速くなってきます。

 

YouTubeなどの動画や練習用のソフトやサイトもありますので、タイピングのスピードアップや正確性を高めたい場合は、活用してみる価値はあります。

 

その他

 

検索スキルも大切です。検索を迅速に行う工夫やトレーニング、ヒアリングスキルを身につけることはテープ起こしを行う上でとても重要です。

 

そして、一般的な教養、知識を身につけることも大切です。テープ起こしの作業では、タイピングスキルのほかにも、日頃から新聞や雑誌、インターネットなど、普段から幅広いジャンルに興味を持って幅広い知識を身に付けることも重要です。

 

自分が興味のあることをテープ起こしできる機会というのは、ごくわずかで、そのほとんどは興味のない、知らない分野だと思ったほうがいいでしょう。依頼される音声データの内容はさまざまであるため、聞いたことがない言葉や知らない単語が出てきた場合、調べればその意味は分かりますが、その時間分が作業のタイムロスになります。

 

しかし、知識が豊富であれば、わざわざ調べなくても理解できる確率は上がります。漢字を知らないと変換ミスにも気が付かない場合もあります。そういったミスはテープ起こしをする人間としては、恥ずかしいことです。

 

普段から貪欲にいろんな情報を得ることで、多くの文章に触れる機会も増えます。その中で自然と文章の読解力や漢字力がついていきます。

 

まとめ

 

これらのスキルが備わっていると、テープ起こしの作業をスムースにミスなくできるわけですが、すべてを初めから完璧に出来る人はいません。

 

たくさんの案件をこなすことにより、経験や知識が自然とついてきますので、初めは大変ですが、できるだけ多く、いろんな種類のテープ起こしにチャレンジしてみるのがいいでしょう。そして、出来上がった原稿を音声データと突合せて、ケアレスミスや間違いがないかを必ず検証することが大切です。

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